感謝感激☆感動日記

パン屋さんはパンを売る。では感動屋さんは感動を売る?

海賊とよばれた男(百田尚樹)

上下巻を3日かけて読みました。大作でした。
戦う男がそこにいました。
その男に必死でついていく男たちがいました。

理不尽な状況に屈することなく王道を進む。
そういう生き方は魅力的ですが
実際にそれを徹底するというのは恐ろしく大変なことだろうなと
感じます。
私は一番先に逃げ出してしまうタイプなので・・・

 

それにしても主人公を取り巻く社会の意地悪なこと。

負けることは全く考えず、一切の妥協を許さないその姿勢には
ほれぼれしてしまいます。
文中にも「快哉を叫ぶ」という表現がありましたが
まさに読後感がそれでした。

仕事(プロジェクト)が成功するたびに
やりきった男たちに感情移入して涙がこぼれました。


読み終えた後にアマゾンのレビューを少し眺めたのですが
酷評のものも少なくないのですね。
感動した私は単純なのでしょうけど
単純な方が幸せだなとも感じています。

読んでよかったです。
近々出光のガソリンスタンドで給油しようかななんて
ミーハーな気持ちにもなってしまいました。