感謝感激☆感動日記

パン屋さんはパンを売る。では感動屋さんは感動を売る?

映画「ベイマックス」2014

夕べ観たのですが、さすがのディズニー映画でした。「アナと雪の女王」「トイストーリー」のジョン・ラセターが関わっているものにハズレはありませんよね。感動しました。

目が離せないシーンの連続で、あっという間に終わってしまいました。

冒頭のロボットバトルも楽しみましたが、それ以上に大学入学の選考を兼ねた発表会でのシーンには圧倒されました。よくこんなことを考え付くものだと感激でした。そこから物語は一気に進みます。魅力的なキャラクターたち、仲間との友情、そして最後は涙を誘われます。

 

基本的にロボットアニメは大好きなのですが、こちらのロボットも魅力たっぷりでした。日本人にも馴染みやすい設定になっています。もともとヒーローもののコミックが原作なので、男性の方が好きなひとが多いかもしれません。

ひとりで観ましたが、小学3年の息子にも勧めたくなりました。本当に素晴らしい作品でした。感謝感謝です。

 

 

 

 

 

 

 

書籍「考えない練習」(小池龍之介著)2010年

素晴らしい本です。

 

まだ半分も読み進んでいないのですが、ページをめくって数分後には衝撃を受けていました。私が今まで「いかに何もしていなかった」ということに気付かされたからです。何かをしている気がしていても、そこには大量の「ノイズ」が入りこんでいたようです。思考という名のノイズが。

 

とても丁寧に書かれていて、こちらも丁寧に読まないといけないように感じさせます。それだけ濃い内容ですし、身につまされることも多く、なるべく「集中」しようと心がけながら読んでいます。

 

欲、怒り、迷い。この3つのものに常に惑わされていることが突きつけられてきます。読んでいて楽しいというよりも、ハッとさせられることの連続なのです。目からうろこが落ちるという表現がありますが、私のこの読書体験の場合はもっと強い言い回しが必要かもしれません。「頭をガンと殴られたような」という例えも近いでしょう。それだけ衝撃的だったと言えます。まだまだ前半部分なので、この本の全体の評価はできませんが、本当にこの本に出会ってよかったと感じています。

 

このブログには、感動したことや感動した作品しか紹介していませんが、実は何も感じなかったものにもたくさん触れています。毎日なにがしかの本やマンガを読んだり、DVDやドラマの録画などを見たりしています。選りすぐりの作品だけを紹介したいという意図はもともとありませんでしたが、自然と選ばれたものだけが掲載されていることにはなっています。私は何にでも感動するわけではありませんし。

 

実はこの本を書店で発見し、帯に「何万部突破」などと書かれてあるのを見つけた時、どうして人気があるのだろうと疑問でした。著者がイケメンのお坊さんだからだろうか、とさえ思いました。今回は図書館でこの本と出会い、何気なく手に取って中を開いてみると、読み応えがありそうだったので、そのまま借りてみました。

ただ、この手の本にはあまり期待しておらず、「どうせさらりと心がけのようなものが書かれていて、それでも実践なんてできないだろう」と思っていたのは事実です。実際にそういう本も多いのです。それで数日放置していました。先日こちらに書いた「ミレニアム」シリーズもかなり面白く読んでいましたので、どうしても後回しになってしまいました。

 

そろそろ返却期限も近付いているし、パラパラとでも読んでみようかなと最初の数行を目で追っていくとすぐに、「これは腰を落ち着けて、真剣に読む必要がある」と感じました。先程も書いたように、濃い内容ですし、ひとつ一つの文章に深い意味が込められているようにも思えたので、すらすらとは読み進められません。そして「衝撃」を受けたわけです。繰り返しになりますが、「何もしていなかった」ことに気付かされます。その余韻を放置したまま先のページに進むわけにもいかず、どうしてもいろいろまた考えてしまいます。「考える」ことを戒められているのにです。

 

私にとっての課題がこの本にはたくさん提示されているようで、これは借りて読む本ではなく、買わなくてはならないと考えています。こういう書籍との出会いは、本当にかけがえがないものです。私がいかにいい加減に生きてきたかを知らされて、まだ茫然としています。「数多くの失敗はここに原因があったのか」と思わされる箇所がいくつもありました。大いに反省しつつ、繰り返しこの本をしっかり読みたいです。出会えて本当によかったです。世界は私をまだまだ成長させてくれるようです。感謝感謝です。

お風呂

うちのお風呂は最高です。何をするわけでもなく、
いや何もしないでのんびり湯船でぼーっとしているのが
至福なのです。

私の趣味は、映画観賞や読書ということになると思いますが、
「長風呂」もそうではないかとさっき入りながら気付きました。

1時間半ほどで上がり、今こうして書いています。
うちのお風呂は最高ですと冒頭にしたためましたが、
普通のお風呂です。
外出先ではないお風呂というくらいの意味でした。

広めのバスタブでゆったりできるので
時間を忘れて、つかっています。
以前、日帰り温泉スーパー銭湯などに通ったこともありますが、
自宅の方が時間を気にしないでいられるし
上がってすぐに寝ることもできるし
温度も好きなように調整できるし(私はぬるめが好み)
とにかくリラックスできるので、私には極上だと感じています。

好きなアイスやジュースも冷蔵庫にはたくさん入っているので
バスタオルで体を拭いたら、すぐにテレビをつけて
ソファーでくつろぎながら、食べたり飲んだりします。
こんな贅沢は他では味わえないなあと一人でつぶやいています。

前に友達に「おうち大好き人間」だと言われたことがあります。
家には好きなDVDや本や食べ物飲み物があって
誰の目も気にしないでゆったりしていられるので
本当に家が大好きです。
妻も私が何をしようとうるさく言わないので
大変ありがたいです。

家が大好き、一人も大好き。
自然と引きこもりになってしまいますよね。
まあ、今のところ幸せなのでいいかなと思っています。



 

どうして私は感動ばかりしているのか

私は感動しやすい「体質」を持っています。いいのか悪いのかはわかりません。多分ひと一倍「ガッカリ」もしているのでしょうし…

ところで、感動ってどうして発生するのでしょうか。感動はセリフにしてみると「素晴らしい」「美しい」「かわいい」「楽しい」「切ない」などということになるかと思いますが、簡単に言えばプラスの方向に心が激しく動く状態がそれだと解釈しています。

 

私の場合、常に感情が「激しく動く」ようになっていて、それは感情の振れ幅が大きいというよりも、感情が湧きおこってくる「器」が小さいのでどうしても大きく感じてしまうのではないかと思っています。平均的なひとがゼロを中心としてプラス10からマイナス10のハカリを持っているとすると、私のハカリはプラス3からマイナス3までという目盛りかもしれないとさえ感じています。つまり3倍以上、激しく感じるということです。これが、イコール感受性が強いという意味かはわかりません。いつも激しく感じていると体が疲れてしまうので、鈍感な部分もあります。大勢の人には会いたくない気持ちもあります。また、なるべく興味の対象を広げないようにしているところもあるかもしれません。

 

私はそういう点で「感じやすい」のですが、もう一度「感動」のメカニズムに話を戻すと、そこには「ギャップ」という概念が関わっているように考えています。ギャップというのは、「意外性」です。思っていたよりもよかった、想像していたものといい意味で違っていた、という感覚です。よく「ギャップのある人がモテる」という記述を目にすることがありますが、要するにそういう人は相手を感動させているわけです。「へえ、こんな面があるんだ、こんな素敵なところを持っているんだ」と。そう考えると、モテるためにはある程度最初のうちは好印象じゃなくていいとも思うのですが、それだと「二度目」の可能性が低くなるので、なかなか難しいところですよね。

 

私が書いている、映画やマンガや小説や食べ物についての感動した記録ですが、そういう対象でも、ある程度は体験する前に魅力的だと感じさせなければ、なかなか人はそこに飛びこんではいかないものです。「下げておいて上げる」が感動の理想なのですが、下げ過ぎてもダメなんですよね。かと言って期待させ過ぎても「期待ハズレ」を引き起こしてしまいます。そこそこの期待をさせながら、本編で圧倒的に良いものを見せる、というのがベストなのでしょう。

 

私は感動していたいですし、触れたものをしっかり味わいたいと思っているので、なるべく「予備知識」は仕入れないようにしています。簡単に言えば「ネタバレ」を避けています。結論を知っていても感動できたりしますが、なるべくなら「期待しない」状態で体験したいものです。「意外に良かった」と思いたいのです。

 

体験する前に「どうせ大したことない」くらいに思っていると、その効果は大きいかもしれません。「さてこれから感動しようかな」などと期待するとダメなのです。

映画「魔法にかけられて」(テレビ放送の録画)

映画「魔法にかけられて」(吹替え)

先日テレビ放送していたので録画して、観てみました。基本的にディズニー映画は大好きで、どれも感動するのですが、この作品も本当に素晴らしかったです。テレビ版なので、吹き替えでした。いつか近所のTSUTAYAにてDVDを借りて、字幕でも観ようと思っています。

 

調べてみると2007年公開ということなので、もう新しいとは言えません。みんなが知っていると言っていいでしょう。当時のテレビコマーシャルの記憶があり、「実写とアニメの融合した作品」だとはわかっていて、ちょっと観てみたいとは思っていたのですが、「ロマンティック」な香りがあからさまだったので、なかなか男一人で観ようという気になれませんでした。

 

テレビ放送というのは、何より「無料」ですし、こういう素敵な映画が気軽に観賞できるのはとても幸せです。放送してくれて感謝です。新聞のテレビ欄を見て気付かなければ、一生観なかったかもしれないなあと感慨深く思っています。お金を出してくれるスポンサーのためにも、スキップしないでCMを見なくては、とまで考えてしまいます。

 

実は主演女優の顔があまり好みではなかったため、最初のうちはなかなか物語に入っていけなかったのですが(これは結構重要ですよね)、だんだんと惹きこまれていきました。ストーリー展開も早く、随所に主人公ジゼルの魅力がちりばめられていて、ずっと観ていても飽きません。コミカルな場面も多く、笑えます。

 

何より、最初から最後まで愛情に満ちていて、ほんわかした気分にもなれます。幸せに包まれます。好きな女性とのデートでこういう映画を観に行ったら、最高でしょうね。その後は絶対に口説ける自信があります(笑)。まあ、私の場合は泣いてしまって恥ずかしくなるので、一人でこっそり観るくらいがちょうどいいと思います。口説けるだなんて妄想も許してください。そもそもデートなんて誘えませんし……

 

極めて感激したのは、後半の舞踏会のシーンでした。これを自分で撮影したら、豪華な衣装やセットと俳優たちへの出演料でいくらかかるのだろうか、などと想像してしまい、本当に手軽にこういう作品、こういうシーンが観られて、何て恵まれているのだろうかと思いました。またお金の話で恐縮ですが。

ただこういう映画に触れることができると、高いお金を支払いたくなります。お金には代えられない体験をさせてもらって、本当にありがたいです。

 

華やかでお祭り気分を味わえて、まさに祝福されたような気持ちで観賞することができました。いつも思いますが、「ディズニー」ってすごいですよね。ディズニーリゾートには10年ほど行っていませんが、以前訪れた「シー」では開場から最後の花火まで居ても疲れませんでした。人が多いところや外出先ではいつも疲弊して、すぐに帰りたくなるのにです。人を楽しませるのって本当に素晴らしい仕事だなと思いますし、憧れます。

 

この映画からも世界の豊かさを満喫させていただきました。ため息が出ます。それとともに自分は誰かに何ができるだろうかと常々考えさせられます。恩返しできる日が来たら嬉しいです。いただいているばかりなので。

小説「ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(スティーグ・ラーソン著)」

「ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女スティーグ・ラーソン著)」

 

本当に素晴らしい小説で、没頭しています。こういう作品に出会えることが本当に感激です。

 

「読み終わりたくない」

私が至福の読書体験をしている時にいだく感想がこちらです。

 

短い小説は読みやすいし、手にも取りやすいですが、余程インパクトがなければすぐに忘れてしまったりします。ある程度長い方が、その世界にしばらく居座ることができて、ある意味「旅行」をしたような気分にもなれますよね。

 

この作品は全3部、それぞれ上下巻があって、それぞれがなかなかの長さですから、いったん物語に巻き込まれてしまったら、かなり長期間にわたって楽しむことができます。徹夜して一気に読むというスタイルもありますが、私はじっくりと少しずつページをめくっていくのが好きです。早く続きを読みたいという気持ちはあるものの、この世界になるべく長くとどまっていたいという思いも同時に湧いてきます。繰り返しになりますが、そう思わせてくれる作品に出会えるというのは本当に幸せだなと感じます。

 

あまり馴染みのないスウェーデン、そこが舞台で、作品が生まれた場所でもあります。氷点下の冬が物語の始まり。札幌で先日まで冬を過ごしていた私には震えるような寒空の下で話が展開していくのは、身近にも感じます。今読んでいるところは第1部の下巻後半なので、そろそろ終わりそうだと感じながら、物語に没入しているのですが、季節は真夏にさしかかりました。北欧の夏にも海水浴があるんだななどと脇道にそれた感想を持つのも楽しくあります。

 

ミステリという枠組みにあたるのでしょうが、随所に見られる恋愛シーンや社会問題等を取り扱う部分が作品に奥深さをあたえています。長いですが、決して単調ではなく、二人の主人公を軸にスリリングに展開していきます。この男女がまたとても魅力的で、愛情をもって作者も描いていると感じられます。彼らの動向を見ているだけで、非常にワクワクします。まだ第1部、これが終わってもさらに面白い物語が控えているのだと思うと、本当に世界は豊かだなと思って、感謝の念がたえません。

 

実は映画化されてもいて、それも全部観たので結論は知っているのですが、それでも充分に楽しめます。

 

数ヶ月前に一度この本を手にとってみたのですが、その長さ(厚さ)に唖然とすると同時に、「読書を愉しむよりも仕事ややるべき事を優先しなければならないのでは?」と自問して読むのをやめました。

 

でも、心の底から喜ぶだろうこの体験よりも大切なことはあるのか、と再度本を開いたのでした。社会的な「やること」よりも、快楽や欲望を優先していくのは、時に批判の対象となりますが、その多くは「嫉妬」から生まれてきていると何かで読んだことがあります。羨ましがられたいとは思いませんし、批判も何もいらないので、こっそり楽しんでいこうと思っています。と書いておいて、ブログの記事にするのは「矛盾」かもしれませんね。まあ、ブログと言っても、ただの日記であり、記録に過ぎないので、それもいいでしょう。

さて、では続きを読みます。

ホルモン焼き

ホルモンを七輪で焼いて食べるたびに
陶酔するほどの至福を味わっています。

一口ごとに感動。
フライパンではダメで
やっぱり炭火焼が最高です。

しかもかなり安価でいただけますよね。
簡単に飲み込めずに、いくらでも噛んでいられるのも
私には魅力です。
「それがイヤ」という人が多いとも聞きますが。

ジューシーで、ご飯がすごく進む。
(お酒は飲めませんので)
二日前に食べたのにまた激しく焼きたくなりました。
次回は写真を必ず撮ろうと思っています。

 

こないだは実家で私の両親と、妻と息子とでいただいたのですが
みんなが健康で、楽しそうに食卓を囲むというのも
美味しさがプラスされていきますよね。
70近い両親も健康で何よりだなと感じます。

 

近々、数種類のホルモンを買ってきて
うちのベランダにて焼くことを決意しました。

こんな素晴らしい食べ物があるって
何てすごい世界に生きているんだとさえ感じています。